外反母趾

ツライ外反母趾。
歩くときにズキズキ痛んだり痛みがあるから好きな靴を履けなかったり、親指の見た目が気になって人前に気軽に素足を出しにくかったりなかなか大変ですよね、、、
今回はそんな外反母趾の痛みとその対処法についてお話していきます。

【目次】
●外反母趾とは
そもそも外反母趾とはどういう状態を言うのでしょうか?
おおまかに言うと外反母趾は、足の親指が小指側に曲がってしまう症状のことをいい、一般的に男性より女性の方がなりやすいものと言われています。
簡単な指標として指の付け根側の骨の角度と指の骨の角度が15度以上あれば、現時点で痛みが出ていないとしても、外反母趾になっている状態だと言えます。

●症状
外反母趾の初期の症状として最初のうちは足の付け根あたりに違和感を感じやすくなります。
すると次第に靴が当たると痛くなってきたり、さらにひどくなると靴を履いていない状態でも痛みを出したりしてしまいます。
足の付け根の部分を見て見ると付け根が盛り上がり指が外側を向くようになりズキズキした痛みがよく出るようになってしまいます。
これが外反母趾自身の主な症状と言えます。
なかには、外反母趾が起こることにより、足のバランス関係が乱れ、体重を分散できなくなる扁平足になってしまいます。
また、くるぶしの下あたりが痛くなってしまう足底腱膜炎になってしまうことなど、色々な症状を引き起こしてしまう恐れがある怖いものと言えます。
●痛みの原因
外反母趾の痛みの原因は実に様々なパターンがあります。
例えば、靴に問題があったり、体重の掛け方がおかしくなっていたり、身体に歪みがあったり、、、
このように個々によって原因も大きく変わってしまうため絶対にこれだ!という原因はありません。
ただし、外反母趾になっている方はほぼ間違いなく何らかの原因があって、外反母趾になっています。
外反母趾自体は自然に治ることは少なく、今後どんな対策をしたとしても、どうして外反母趾になってしまったんだろう?という根本的な原因を見つけ出さないとなかなか改善することは難しいものだと言えます。
なので現時点で痛みや変形、違和感がある場合はもちろんのこと、痛みや違和感がない場合でも「もしかして自分が外反母趾かな?」と思ったら自己判断せず、早い段階で専門家に診てもらうことをお勧めします。
●いますぐできる対策方法
早めに専門家に診てもらいたいけど仕事や家事などやることがいっぱいあって時間が無いし、とりあえず痛みをなんとかしたい!
と言う方はまずは以下の方法を試してみてください。
1.マッサージ
まずは、親指の付け根から踵の方に向かって指で押しながらマッサージしてみてください。
また、親指も持って、色々な方向に動かすと動きが良くなり周囲の筋肉なども緩むのでオススメです。
2.テーピング
まずハサミと100均で売っているような伸縮性のテープを用意します
↓
切り込みを入れます

↓
こう貼り完成です

3.歩き方
歩き方をしっかりと改善するためには、個々の状態をしっかりみてと指導をしないと難しいと言えます。
なので今回は、自分で簡単に改善できる歩行のポイントをお伝えします
・踵から足を着きつま先方向に進む
・歩行時に右手左足、左手右足と交互になるように意識する
・歩行時に右手左足、左手右足と交互になるように意識する
・しっかりと前を向き腕を振る
自分で意識できる方法としてますは難しく考えずこのポイントだけを意識してみてくださいね。
●まとめ
外反母趾は自然に治ることは少なく問題を放置すること歩行することが嫌になるくらいの痛みを伴うこともあります。
そうなると変形はもちろんのこと、好きな靴も痛み気になり履けなくなってしまいます。
放置する時間が長ければ長くなるほど、変形が進行し痛みも強くなってしまいます。
なのでもしかしたら自分は外反母趾なのかな?と思った自己判断で放置せずまずは専門家に相談することをお勧めします。