
昔から外反母趾で悩んでいて親指は前から痛いけど、最近なぜだか小指も痛くなってきてるんだけどこれは何?
もう嫌!!
なんで親指だけじゃ無く小指まで痛いの?
小指が親指側に曲がっていってしまうこの症状「内反小指」と言います。
外反母趾だけでも親指がズキズキ痛いのに合わせて小指までもが痛くなってきたら正直たまらないですよね、、、
ではなぜこのようなことが起こり得るのか外反母趾と内反小指には切っても切れないある共通点があるからです。
では、それらの疑問が解決できるようこれから内反小指についてお話しして行きます。
●内反小指
内反小指とは小指が親指側に曲がっていってしまう症状のことで外反母趾が小指側に曲がっていくのとちょうど反対の動きをする症状と言えます。
ではこの内反小指一体何が原因で起きてしまうのでしょうか?
●原因
内反小指はさまざまな要因が重なって起きてしまうと言えますが多くの方は歩き方に問題があり、なってしまった方が多いと言えます。
では、どういった歩き方をすると内反小指になっていってしまうのでしょうか?
貴方は歩くとき、かかとからではなく足の指の付け根あたりから着いていませんか?
正しい歩行の仕方は
1 かかとから着く
↓
2 足が全体的に着く
↓
3 指以外地面から離れる(指だけ地面についている)
↓
4 指が離れる
おおまかにいえばこの4点が特に大切です。
細かいことはまだ色々とありますが、こうやって歩くことによりしっかりと足が体重を分散し負担が外反母趾などの患部にかからないようになります。
また、内反小指になっている人は外反母趾になっている方も多くいます。
何故なら、内反小指や外反母趾になっている人は、足の形が変形することにより足が本来持っている体重を分散する能力が著しく低下してしまい、その影響もあって外反母趾も引き起こしやすくなってしまうからです。
それ以外にも、土踏まずが崩れてしまっている扁平足マメやタコができやすい開張足などにもなってしまいやすくさまざまな症状を引き起こしてしまいます。
●症状
内反小指になることにより、歩くときに付け根の部分が擦れて赤くなったり、皮膚に硬い塊のようなものができたりし、痛みも出やすくなってしまいます。
また、変形が進むことにより上手く身体のバランスが取りにくくなってしまい、そのため結果として肩や腰まで違和感やコリなどを作りやすくなってしまいます。
ではどうやったら防ぐことができるのでしょうか?
●予防法
一番手軽に出来る方法として今回は、指の運動について話して行きます。
①まずは裸足になって何秒かかけて足の指をゆっくりと開けるだけ開きます。
開いたら今度は力を抜き元の状態に戻ったらまた何回か繰り返します。
そうすることであしの指を開く筋肉を鍛えることが出来ると同時に指の動く範囲もだんだんと広げることができます。
②どのようなタオルでもいいのでまずタオルを床に置きます。
次に、そのタオルの上に裸足をのせ、そのまま指を上手く使い、タオルを自分の方に引き寄せます。
それを出来るだけ毎日数回繰り返すことで、足指の感覚や筋力を鍛えることができ、また体重を分散しやすい足を作りやすくなります。
どうでしょうか?
どちらの運動もとても簡単で今すぐにでもできそうですよね!
ただし、両方とも即効性があるものでは無く、ある程度の期間しっかりと続けることにより効果を出してくれます。
なので毎日とは言わないですが、できるだけしっかりと出来るといいですね。
●まとめ
今回は内反小指についてお話しして行きましたがどうだったでしょうか?
痛みは必要なものですが、嫌なものでもあります。
親指が痛くても小指が痛くても嫌ですよね。
これがきっかけで少しでも症状が改善されればと思います。
もし、今回の対策をしても症状の改善がみられない場合や少しでも不安を感じる場合は、一人で抱え込まず早めにフットケアの専門家に相談してくださいね。