
皆さんは靴を選ぶ時何を重視しますか?
「私はスタイルを良く見せたいからハイヒール!」
「オシャレに見えるから先端がスマートな靴かな」
「とにかく軽やかでいたいから軽い靴」
「どこにいくのも楽だからサンダル」
このような方々は知らず知らずのうちに「外反母趾」を助長している可能性があります。
ふと足を見て見るといつのまにか足の変形が強くなっていたり
痛みがひどくなっているのは嫌ですよね?
でも、、どんな靴を選べばいいかわからないし、、、
そんな方はこれから外反母趾に優しい靴の選び方をお話しして行くので一緒に見ていきましょう。
●外反母趾とは
まず、外反母趾とは、正面から見たときに足の指先が外側(小指側)に向いてしまう症状のことで、うまく衝撃を吸収できなくなってしまったり、足の形が変わったりしてしまいます。
大まかな指標として、指の付け根側の骨の角度と指の骨の角度が15度以上になっていれば外反母趾になっているものと言えます。
また、現時点で痛みが出ていないとしても外反母趾になっていると言えます。
原因は、歩行、身体の歪み、筋力の低下などさまざまありますが、今回は靴に焦点を合わせ見ていきましょう。
●靴の選び方
いい靴を選べばそれだけ外反母趾や、その他の足の病気をかなり予防することができますが、世の中にはいい靴がありすぎるので正直「これが絶対にいい靴」なんて勧めることはできません。
なので逆にこんな靴は選んじゃいけないよというものをお話ししていきます。
①ハイヒール
履くとシルエットが綺麗に見えるので頑張って履いている方も多いんじゃないでしょうか?
ヒールは前の方に落ちるようになっているので履くことによって足のつま先が擦りやすい状態になってしまうばかりか、足首が常に下を向いている状態になってしまうので足を捻りやすくなってしまいます。
また、特にピンヒールと呼ばれる細身の高いヒールは体重のほとんどがつま先の部分に集中してかかってしまい大きな負担になってしまいます。
おしゃれをしたい気持ちはよく分かりますが足に異常があるときはなるべく履くのを控えてみてくださいね。
②先端がスマートすぎる靴
先端がスマートすぎる靴を履くと、歩くときに大きな力が掛かってしまいつま先が圧迫されてしまいます。
そうすると痛みが出てきたり、内反少趾といって小指が親指側に曲がってしまう症状になってしまうことがあるので注意が必要です。
③先端が広すぎる靴
広ければ楽でいい。そう思われていませんか?
靴の先端が広すぎてしまうと歩くたびに足が前の方にずれてしまって衝撃を受けてしまいます。
なのであまり広すぎる靴は履かず自分に合う靴を履いてくださいね。
④軽すぎる靴
軽すぎる靴はクッション性が弱いことが多く地面から衝撃を受けやすい傾向にあります。
また、ある程度、重さがあったほうが歩くときに推進力が生まれやすいので、軽すぎる靴は気をつけてくださいね。
靴を選ぶときはこれらに注意する必要があります。
これらに気をつけてしっかりと自分に合った靴を選んでみてくださいね。
●サンダルは?
気になるサンダルは、タイプによって異なりますが、カカトがないサンダルを履いてしまうと歩行時にしっかりとした歩行ができず歩き方がおかしくなることで外反母趾を助長することがあるので気をつけてくださいね。
●まとめ
今回は靴についてお話ししていきましたがどうだったでしょうか?
靴は毎日履くもので、歩く時間が長ければ長いほど、どんな靴を履いているかで状態が大きく変わってしまいます。
なので、合ってない靴を無理やり履かず、少しでも自分に合った靴を見つけてみてください。
そして、すでに外反母趾で悩まれている場合は靴に関わらず気軽に相談してくださいね。