外反母趾はエクササイズで良くなる。気になるその方法とは!?

セルフケア
外反母趾はエクササイズで良くなる。気になるその方法とは!?
鏡味 拡樹

ブログ著者:鏡味 拡樹

名古屋で外反母趾専門院を運営。柔道整復師の国家資格やフットケアの専門資格を保持する足の専門家。

 

 

外反母趾はエクササイズで良くなる。気になるその方法とは!?

●外反母趾はエクササイズで良くなる?

エクササイズってよく耳にするのに、実際どんなものなのかよく分かりませんよね。
一般的に筋トレを含めて、柔軟性のあるトレーニングを伴うことと言われています。

このエクササイズは、ちょっと複雑な動きをしたり、そのような動きというのはエクササイズという名前になってますけど、特別にこれをやらなきゃいけない、あれをやらなきゃいけないっていう運動があるわけではなく、幅広く使われていて、生活の活動とかにも含まれているものが結構多いんですね。

実際、どんなような効果があるかっていうと、柔軟性トレーニングだったりだとか、複雑な動きをすることがあるので、エクササイズをやることによって、体の柔らかさや、しなやかさなど他の体の部分の動きの幅を促したりできます。

なので、筋トレはガチガチのイメージですけど、エクササイズはどちらかというと体が動きやすくなるような効果が強いのかなと思っています。

これをやることによって外反母趾が良くなるかっていうと、良くなる可能性はあります。
良くなる方っていうのはだいたいみんな共通して、外反母趾になっている足の方の柔軟性が確保できた方です。

そもそもの原因の外反母趾の足の柔軟性が無いと、いくらエクササイズしてもなかなか良くなって来ないんですね。

例えば仮に、料理があったとして、頑張っていろんな料理教室とかに行って、しっかりといろいろな調理方法とか、技術を頑張って身に付けたとしても、肝心の材料が本当に全然ダメな物だったら、おいしい料理にはならないですよね。

それと一緒で、まず材料である足の方の状態をよくする必要が出てきます。

外反母趾になっている方はほぼ、外反母趾の周りの関節の動きがすごく悪かったりだとか、足裏の方がすごく固くなっていたりだとか、関節まわりがすごく固くなってるんですね。

そこの状態をまずはどうにかして柔らかくしなければなかなか良くなって来ないです。
次は、足を柔らかくする運動についてお話していきたいと思います。

●まずは足を柔らかく!

実際に足を柔らかくする方法は何をしても構いません。
ただ、やるときにどうしても痛みを強く伴うようであればやらないでください。

やってみて、もし痛みを感じるようでしたら、1度やめ、それでもズキズキと痛みが続くようでしたら、まずはアイシングでしっかり冷やしてあげてください。

そうすることによって、痛みが治まってきます。そして、痛みがそのまま無くなるなら大丈夫です。

でも、ズキズキと続くようでした2、3日くらい様子を見て、その時に痛みがあればやらない。痛みがなかったらやってもらっても全然かまわないと思いますので、そこだけ気を付けてやってみてください。

実際にやっていく方法としては、まず竹踏みやボール踏み、マッサージでもいいです。

具体的なマッサージ方法は、外反母趾の近くのところの関節に対してなぞるようにマッサージをします。

そのときに手の方で押してもいいのですが、この時あまりぐりぐり押してしまうと、痛めてしまう可能性があります。

マッサージの注意点としてマッサージはとにかく強くやればいいってわけではありません。
あまり強くやってしまうと、逆に筋肉を痛めることがあります。
筋肉を痛めてしまうと、そこを回復するまでに、また時間がかかってしまいます。

なので、マッサージをするときはあまり強くやりすぎず、あくまで気持ちいい、痛気持ちいい程度まで抑えておいてください。
そのような形でまずマッサージをしていただければいいと思います。

もう一つの方法は、ホームセンターなどで竹踏みがやゴルフボールが売ってると思うので入手していただいて、この竹を踏むことによって、足の裏の筋肉とかの柔軟性を作ってほしいです。
竹踏みじゃなくて、ゴルフボールでもオッケーです。

ゴルフボールで、しっかりと土踏まずの方を緩ませたりだとか、今度は横のアーチだとか、そっちの方を頑張って緩ませてください。

毎日しっかりやることによって、足首っていうのは柔軟性が出てきます。柔軟性が出てくると、効果も出やすくなるので、好きな靴も履けるようになって来ます。

頑張って足をふにゃふにゃにしちゃいましょう!!

●エクササイズのやり方!

エクササイズは一人一人ある程度テーマが違います。

あくまで自分の症状にあったものをやっていかないと、効果はやや出にくいですが、なかなか自分ではわかりづらいです。

なので、今回はやり方についてやっていくので、自分に合いそうなものがあったらまずはやってみてください。

まずは、指のエクササイズ!

床の方にペンでも、消しゴムでもなんでもいいです。指でつかめるものを置いてみてください。

置いた状態で、指でしっかりとそれをつかんで、例えば横のほうに箱とかを用意しておいてそこに入れるようにする。

これを、最初のうちは親指と人差し指の間で挟んでやってみて、次は人差し指と中指。今度は中指と薬指ってこのように各指ごとに頑張って動かすようなトレーニングをやってみてください。

次に、椅子に座った状態で、足の指をしっかりとパッと開いてみてください。

開いたら今度はぐっと閉める。
またぐっと開く。
このようにですね、単純に動かすことによっても足の柔軟性が出てきます。

次は、足首のエクササイズについてやっていきたいと思います。

実際に外反母趾の方を見させてもらっていると、歩くときに足首があまり上がっていない方が本当に多いんですね。

足首って例えば昔、捻挫をしてしっかりと固定して治していない方だと足首が下の方を常に向いている状態が多く、この状態でいると、普段歩くときにどうしても引っ掛かりやすくなってしまいます。

そうなってしまうと、本当に大きな目で見た時に、今は良いとしても60代70代の時に転倒しやすくなってしまいます。

なので、これはできれば皆さんやってほしいです
自分に合ってる合ってないは置いておいてやってみてください。

やり方自体は非常に簡単で、まず座った状態でいいです。
座った状態で、踵を残したままで、指の方を上にあげていって下ろす。

今度は指先の方を残した状態で、踵を上げる。つま先立ちみたいな感じですね。
この動きを単純に何回かやってみてください。

そうすることによって、足首の動きっていうのは少しずつ良くなってきます。
もし、階段や段差が使える場合はそれらを使ってみてください。

階段でやるときっていうのは、最初の姿勢の時から、結構足首の方が下の方の状態に持っていくことができるメリットがあります。

デメリットとしては、単純にバランスを崩した時に危ないです。

もしやるのであれば、絶対に壁の方に手を付けたりだとか、手すりがあるようだったら、手すりをつかんだ状態でやってみてください。

これをやることによって、通常より足首の動きが良くなりやすく、動きが良くなることによって、いろいろな怪我を防ぐこともできるので、頑張ってやってみてください。

次に、お尻のエクササイズ。

実際に女性の方は内股でぴょこぴょこ歩いている人が多く、そのためにお尻の筋肉をあまり使っていない方が非常に多いです。

このお尻の筋肉を使わないとどうなるかというと、女性でしたら年齢が上がってきた時に、お尻の方がやっぱりダルダルしてきます。

そして、横の方が膨らんでくるようになってくるので、あまり引き締まりが無いような体になってしまいます。

それを防ぐためには外反母趾にも、美容にもいいお尻の方のトレーニングをやってみてください。

方法は仰向けで寝たときにそのままお尻を上げてブリッジしてみてください。
これを繰り返して行うことによりお尻の筋肉がしっかりとついて来ます。

また、横向きで寝たときに膝を伸ばしたまま足を上げ下げしてください。
これもお尻の筋肉を鍛えるときには効果的です。

お尻の筋肉が両方動くことによって、歩くときにすごい安定感が出てきたりだとか、筋肉を鍛える事によって足の方に対する負担っていうのが減ってきます。
この運動をやることによってお尻の方が引き締まってきます。

引き締まってくると、お尻の方が垂れにくくなってくるので、特に美容を気にされてる方にはおすすめします。

次の方法としては、腹筋です。
腹筋の方法っていうのもですね、もし歩くときに腹筋の方がしっかりしていないと、手を振ってもなかなか歩きにくく、進みにくいです。

でもその時に腹筋の方がしっかりしていれば、手を振るだけでかなりスピードがでて、安定して歩けるようになります。

腹筋の鍛え方はいろいろ方法がありまして、まずは首が痛くなりやすい方に関してやりやすいエクササイズとしては、椅子に座った状態とか、ベッドに座った状態とかでいいです。その状態でお尻をつけたまま膝の方を上の方にあげてください。

そして体が反ってくると思うんですね。
その時に足をある程度上げてくると、腹筋の方に不可がかかってきます。

だいたいその状態で10秒とか20秒とかキープしてから下ろしてください。
これをやることによって、腹筋の筋力がついてきます。

もう一つの方法としては、普段あおむけで寝る時に、膝をだいたい45度くらいに立てた状態で、その状態から首を上げてください。

首を上げた状態で、おへその方を見ていると腹筋に結構負荷がかかります。
これを同じように10秒から20秒続けることによって、お腹の方の筋肉がついてきます。

腹筋を鍛える事によって、歩くときに軸が良くなって歩きやすくなります。

このトレーニングの方のデメリットとしては、首を上げる事によって、首が悪い人でしたら、痛める可能性があります。

なので、首が痛いよって方は先に伝えた方の筋トレをまずやってみてください。そうすることによって、しっかりと腹筋の方が付いてきます。今回のエクササイズのやり方はある程度効果が出てきます。

ただ、まず一つ覚えておいてほしい事は、エクササイズっていうのは今日やったからと言って明日一気に変わるかって言ったらそうではないです。

毎日コツコツ積み重ねることによって、ある程度筋力がつきます。
なかなか大変だと思いますけど、頑張ってやることによって筋肉はある程度ついてきます。

目に見えて筋肉自体が付いてくるのはだいたい3ケ月くらいといわれているので、それくらいを目安にやってみて、ある程度ついてきたら今度はルーティンのように毎日できるようなレベルで頑張ってみてください。

そうすることによって、しっかりと筋肉がついてきて、今後、今の状態じゃなくて5年10年見た時に、しっかりと体が引き締まって丈夫く生きていけるような状態になってくると思いますので、頑張ってやってみてくださいね。

●まとめ

今回は外反母趾はエクササイズで良くなる。気になるその方法とは?
についてやってきましたけどどうでした?

実際にエクササイズっていうのは非常に効果的です。しっかりやることによって、成果も出やすいです。

どこが自分に足りないかを洗いだし、自分に足りないと思うエクササイズをして効果を上げていただきたいです。

しっかりとエクササイズをやっていけば、ある程度良くなってきます。

もし自分がどんなエクササイズが良いか分からないなど、不安があるようでしたら、こちらのホームページの方にLINE@があるので、そちらの方を見て相談してみてくださいね。

きっとあなたのお力になれると思います。じゃあ今回はここまで。
ありがとうございました~

この記事を書いた人

鏡味 拡樹

「名古屋外反母趾フットケア専門院」院長|柔道整復師(国家資格)

鏡味 拡樹

フットケアの専門資格であるJapan therapist Diplomaを保持し、運営する外反母趾の専門院は元Jリーグトレーナーや同業者も推薦。
再発防止にも目を向けた、根本からの外反母趾対策を行っている。

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