元外反母趾だと足の外側にタコができる?

外反母趾
元外反母趾だと足の外側にタコができる?
鏡味 拡樹

ブログ著者:鏡味 拡樹

名古屋で外反母趾専門院を運営。柔道整復師の国家資格やフットケアの専門資格を保持する足の専門家。

 

はい!こんにちは!名古屋駅歩いてすぐにあります、名古屋フットケア専門院です。

最近、スーパーで茹でダコを手に入れて薄く切ったものにオリーブオイルやレモン汁などを入れて作るカルパッチョにはまっています。

やっぱりタコは美味しいですよね~
僕は魚介類は全般的に好きだけど、タコは独特で結構好きですね!

カルパッチョ以外でもわさび醤油で食べると美味しいですし、お酒好きにはたまらないですよね~

今日はタコはタコでも足にできるタコについてお話ししていきますのでよろしくお願いします!!

●そもそもタコができるのは

足の方にタコができる状態というのは、足の方になんらかの問題がある証拠です。

足がそもそも破綻している状態になっていると、どうしてもタコはできやすくなってしまいます。

例えば今回は外反母趾についてお話ししています、でももちろんタコができる原因は外反母趾だけじゃなくて、一般的によく言われるのは開張足と言って、足が横の方に広く開いている状態になってしまっているもの。

通常、足というのはアーチと言って体重がかかったり衝撃がかかる時にうまく分散できる機能があります。

しかし、その機能が低下することによって、この開帳足という足になりやすくなります。
この状態になってしまうと負荷をうまく受けることができず、結果としてタコができやすくなってしまいます。

他に浮き指と言って、指のほうが上の方に浮かんでいるような状態になりってしまうものもあります。

この状態というのは歩く時にしっかりと踏み込んで負荷をかけられていないことによって起きてしまいます。

歩行がおかしくなっている人はなりやすく、この状態になってしまうと外反母趾だけならず、今度は巻き爪と言って爪の方が巻いてくるようになってしまうこともあります。

爪は適切な圧力がかからないと、丸まっていくような状態を引き起こしてしまうんですね。

今お話しした巻き爪というのもやはり、タコができやすいです。
それは共通点として歩行がおかしくなる方が非常に多いからです。

なのでどうしても出来やすくなってしまうんですね。

タコというものは皮膚にストレスがかかることによってできるもので、ストレスが加わらないとタコというものはできません

でき方として、足というのは、例えば歩く時に正しい方向から新しい圧力が加われば、しっかりクッション機能が作用することによって、しっかりと負担を分散することができます。

その時にちゃんと指を上げることによって、今度は推進力を生んでくれます。
推進力が生まれるということは、そこに力が留まりにくいです。

なので、足に大きな負担がかからない状態だと、そもそもタコはできないと言えます。
じゃあ外側にタコができてしまうのは一体どういった場合なのかというお話について、次にお話していきます。

●なぜ外反母趾だと外側にタコができる人がいるのか

外側にタコができる人というのは、基本的には外反母趾に比較的なりにくい男性の方が多いです。

まず、簡単に男性が歩いているのと女性が歩いているのをイメージしてみてください。

例えば、女性の方に結構多いパターンが、おしりがうまく使えずに、股関節が内側に入り込んでしまって、膝も内側に入り込む状態。

よく映画で戦国時代のものとかあるじゃないですか。着物を着ている女性は膝を内側の方に入れることによって、擦るように歩いていますよね。

あのような歩き方だと外側の方タコはできません。

今度は男性の方の歩き方、特にちょっとやんちゃなタイプの方の歩き方をイメージしてみてください。

すごく胸を開いた状態で、手を大きく振り、すごくガニ股でずんずん歩くようなイメージ。
この歩き方をしていると、結構小指側の方、外側の方にタコができやすくなってしまいます。

なぜなら理由は簡単で、そもそも接地する時というのは、大体かかと付近の場所から最初に地面に接地します。

でもこの歩き方をしていると、かかと付近から接地することができずに、大体小指側の方からついてしまいます。

小指側の方からついてしまうと、正しくつけばちゃんとアーチというものがしっかり機能するのに、外側からつくことによって、アーチがうまく機能しない状態の歩行になってしまうんですね。

そうなってしまうと、体の方にすごく負担がかかりやすくなってしまって、体重とか衝撃というのも分散できなくなってしまうんです。それはやはり歩行が良くない状態です。

更にこの歩行をしていると、今度は推進力がなくなります。

そもそも不安定な状態にしないと、移動はできません。歩行というのは移動する行為です。
移動する時に体をスムーズに動かすためには不安定な状態にしなければ移動できません。

でも、不安定な状態だと転んでしまうから、安定した状態にしなくてはなりません。
つまり、不安定な状態の中で、安定して推進力を作る必要があります。

その時に歩行というのは、正しく歩行していないと、どうしてもブレやすくなってしまって。例えば手をふってないとします。

手を振らないことによって自分の歩く時に安定する範囲が減ってしまい、バランスが取りにくくなり、転倒しやすくなってしまいます。

転ぶのはすごく嫌ですよね。
若いうちだとバランスが崩れても転ぶリスクは少ないです。

でも、60歳以上70歳中80歳以上となってくると、どんどん転ぶリスクが高まってきます。

実際に病院にいた時に見ていて結構多かったというのは、転倒して骨折する方が非常に多かったです。

なので、若い方は今はまだそこまでイメージできないかもしれません。

でもこういう歩き方をしていると、後々歩くことが難しくなってきて、このように転ぶことによって大きな怪我をする可能性が高まってしまいます。

ではどういう風に矯正していけばいいのか。
次に簡単なチェック方法をやっていきます。

●簡単なチェック方法

まず簡単に歩く時に、普通に立ってみてください。

その状態から片足だけを一歩前に出してください。

そこから足を立っている状態に戻す。

片足を一歩前に出して、戻す。

これを繰り返してみてください。

その時に膝の真ん中ぐらいに付箋が何かを貼ってみて、そのまままっすぐ膝を曲げながら、一歩出す。

この時に足の指の大体人差し指、中指。こちらの方向とまっすぐ貼った付箋の方向が一致していれば正しい方法です。

これが一致しない状態というのは、例えば膝が内側に入り込んでいる場合。
膝が内側に入り込んでいる状態というのは膝をすごく痛めやすい状態になっています。
なので、この歩き方はよくないです。

逆に、ガニ股のように歩いている方は、どうしても外に開くことによって歩いてしまいます。そうすることによって猫背を誘発してしまうなど、あまり足に対していい状態ではないです。

なので、今の方法でまず1回チェックしてみてください。

もう一つの方法は今スマホを使われている方は、結構ビデオ機能がついていますね。
そのビデオ機能を使った状態で、一回自分の歩行を表面からと、横から撮ってみてください。

特に正面から見れば分かりやすいと思うんですが、一歩目がついた時にどこからついていて、どういうふうに踏み出しているかというのを一回確認してみてください。

この時に実際かかとからついていてまっすぐ進んでいるようであれば、そんなに問題がない場合が多いです。

でも歩行している時に結構小指側からがついているようであれば、タコができやすくなっている状態かもしれないです。

更に男性の場合は結構安全靴や、おしゃれな先が細い靴を履いている場合、どうしても外側にストレスがかかりやすくなってしまい、そうなることによって、状態が悪くなることがあります。

なので、そこら辺に気をつけて、一度チェックをしてみてください。

●まとめ

今回は外反母趾だと足の外側にタコができるについてやってきましたが、どうだったでしょうか?

一応簡単なチェック方法を試してみて、簡単に歩き方を矯正していただきたいです。

さっきお話させてもらった通り、たかが歩行、されど歩行です。そこに問題があることによって、他の問題ができてしまいます。

例えば転倒だったり、膝を痛めてしまったり、様々な問題が出てきてしまいます。そういう問題というのはやはり早めに解決することによっていい状態が保てます。

その状態をしっかり作っておかないと、今はよくても将来的に困ってしまいます。それは非常によくないことです。

なので、解決するためには早め早めに対策して、今例えば自分でどうにかできるのであれば、どうにかした方がいいと思います。

どうにかできないようであれば、うちでもLINE@で無料相談の方をしていますので、1人で悩むよりは気軽にご相談ください。

では今日はここまでとなります。ありがとうございました〜

この記事を書いた人

鏡味 拡樹

「名古屋外反母趾フットケア専門院」院長|柔道整復師(国家資格)

鏡味 拡樹

フットケアの専門資格であるJapan therapist Diplomaを保持し、運営する外反母趾の専門院は元Jリーグトレーナーや同業者も推薦。
再発防止にも目を向けた、根本からの外反母趾対策を行っている。

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