
こんにちは!
名古屋フットケア専門院です!
少し前なんだけど、アイスでも買って帰ろうと薬局の駐車場に車を止めて、車から出ようとした時に前の車が突然バックしてきてぶつかってしまったね。
ちょっと首が痛いなってなって2、3ヶ月の間、週に1、2回ほど整形外科に通院したんだけど、その時に電気施術をしてもらってたんだ。
またその電気施術が気持ちよくて、毎回半分寝ながら通電してもらって電気施術が終わってすぐは結構スッキリしてるんですね。
でもある程度時間が経つと状態が戻ってしまう。
交通事故は日常的に頻繁に起こるものではないのでこの施術法でいいとは思うけど、効果が持続すると楽でいいなぁ~って思いました笑
実際に電気施術は保険診療を取り扱っている接骨院や整形外科などで日常的に使用されていますが、外反母趾の対策としても使われることがあるこの電気施術。
一体どのような効果があるのでしょうか?
痛みが緩和されるとか、足の骨に刺激が入るだとかありますけど、今回はそんな電気施術の情報についてお話ししていきますので
よろしくお願いしまーす!
【目次】
●電気の種類、効果
接骨院や整形外科にいくと電気施術を中心に対策されている方が沢山いらっしゃいます。
捻挫の対策、骨折の対策、打撲の施術などなど、病院の中には変形性の関節症で悩まれていて改善をされている方もいらっしゃいますね。
ではその人たちは実際にどんな電気施術をされているのでしょうか?
まずは症状によって種類が違うので大まかに電気の種類について見ていきましょう!
①低周波機器
一般的に電気機器といえばコレ!ってくらいメジャーな電気機器です。
基本的には2つのパットを水などで通電しやすい状態を作ってから患部を挟み込むように固定し、電気を流して改善する電気機器です。
イメージとしては片方が(+)もう片方が(-)でそこの間に電気を流しているようなイメージだと思ってください。
効果としては筋肉の緊張を取り除くこと、痛みを緩和すること、血行を良くすること。
とても使い勝手がよくほとんどの部位に対して簡単に使うことができる優れもの改善する側からしたら非常にありがたい定番の電気機器です。
主に捻挫、打撲、などの筋肉、靭帯系の対策に効果を発揮しやすく、骨折や変形性関節症、外反母趾などにも使われることもありますが、その場合は根本的によくするためというわけではなく、痛みの緩和が主な目的となります。
個人的には使っているとそこそこ筋肉が緩んできてリラックスできる感じはするので、嫌いではないけど、まあ当てる分には無難な感じな機器ですね。
②干渉波機器
基本的に4つのパットに電気を流し、異なる周波数を交差して一番効果の出したい部分を中心にして干渉波を当てることによって施術効果を高める電気機器です。
効果としては低周波と同じように筋緊張や痛みの緩和、血行を良くすることなどが主な目的で使わられることが多く、この干渉波機器はパットが肌に吸い付くため密着性の高い施術を行えるが、なかには肌に吸い付くことによって一時的に跡が残る人もいらっしゃいますので、スーパー銭湯に行く前や、肌を露出する可能性があるときは人の目を引いてしまうことがあるのであまりやらない方がいいと思います。
ただ、跡が一生残ってるって人は見たことがなく、ちゃんと跡はなくなるので安心してください使ってください。
この干渉波機器は捻挫、打撲、変形性関節症に使われるのが一般的で、外反母趾には肌の面積が少ない場所に4つのパットで挟まないと使えないなど、そもそもの機械の大きさの問題で使われなかったり、外反母趾に絶大な効果が見込めることはないので、あまり使われることはない電気機器だと思います。
個人的には気持ちよくリラックスできるのでこの干渉波は好きで実家に置いてあります笑
痛みを緩和させたい場合(肩や腰など)、疲労を抜きたい時にはとてもいい電気機器だと思います。
③SSP機器
小さいパットを2つ1セットの割合で使われることが多いです。
これも吸いつけて使うタイプなので跡が残ることがありますが、ずっと残るわけではありません。
このSSP機器は電気でツボを刺激するのにはもってこいの機械です。
機械のイメージとしては針を刺さない鍼灸のような電気機器。
ツボが好きな方にはいい機械だと思いますが、刺激がやや限局的にくるように感じるので個人的にはこのSSP機器はあまり好みではないです。
外反母趾に使えないこともないですが、外反母趾に対して使うよりは腰痛などに効果がでやすいかなと思います。
④超音波機器
パットではなく機械の部分に密着性を高めるジェルを使うことによって、無駄なく体に機械の効果を伝えることができます。
骨や靭帯など人体の深層部まで機械的振動を与える機会で、骨折や靭帯性の損傷、または軟部組織の損傷に対して非常に効果的で外反母趾にも手技では届かない場所までアプローチがすることができるのである程度有効だといえます。
⑤微弱電流
体の中にもともとある電流に似た電流を身体に流すことによって筋肉に刺激を加え、細胞を傷ついている状態から回復させる機械です。
刺激自体は本当に少ないものなので、刺激が苦手、電気が苦手という方たちが安心して使える電気機器です。
この電気機器も痛みを抑えるために使うのであればいいかなと思います。
今回ご紹介させてもらった以外にも違う種類の電気機器はありますが、現在メジャーなものはこれらの種類の電気施術ではないでしょうか。
これらの電気施術のことを医療業界では物理的な方法で行う対策として物理対策それを物療と呼んでいます。
だいたい接骨院や整形外科などの病院による電気施術の種類としてはこのようなものが多いです。ではこれらは外反母趾を改善する上で一番いい方法なのでしょうか?
●2 外反母趾に電気施術?
実際には疼痛を緩和する目的や施術報酬を得るために使用されているのがほとんどで、やはり電気施術は根本的に治すものではないと思います。
ただ、痛みを抑えるだけなら個人的にはそれなりに効果があると思っていまして、特に超音波機器に関しては外反母趾に合っており、そこそこ効果が出ると思います。
というのも低周波や干渉波などは基本的に表面にある筋肉に対してアプローチすることには優れていますが、深層、いわゆる奥の方に関してはあまり効果が発揮できません。
しかし、超音波は表面より深層に効果が出しやすいため通常、骨格矯正は別として、手技による施術で難しいところに関して効果を発揮してくれるのでそれなりの効果は期待できると考えています。
●結局のところどうなの?
個人的に思うことは電気施術はあくまで一時的に痛みを凌ぐ分にはいいと思いますが、根本的に治そうと思っているのならやらなくていいと考えています。
痛みが強いようであれば、電気施術に頼らなくても、氷嚢に氷と水を入れて冷やせば痛みも取れてきますし、一時的に効果を持続させたいのであれば痛みが出ている場所に対して湿布を貼ってみてもいいですし、市販薬の鎮痛、消炎系の塗り薬を塗ればいいと思うので、わざわざ大切な時間を使ってまで電気施術ができる場所に行く必要はないのかなと思います。
ただ、そこには好みがあるので自分がいいと思えば継続してみるのも一つの手だと思います。
でも、忘れて欲しくないところは仮に電気施術をしたことによって痛みが一時的に取れたとしても、根本的な原因、例えば、歩き方だったり、立ち方だったり、足の使い方だったり、こういったものをしっかりと見直していかないといつかは行き詰まってしまいます。
だから個人的には足に違和感や痛みがあるようであれば早めに対処してほしい、これは外反母趾に限らず足全般に言えることだといえます。
●まとめ
今回は「外反母趾に電気施術は効くのか?」についてやってきましたが、どうだったでしょうか?
電気自体悪いものではないし、使い方次第ではそこそこの効果がでると思います。
しかし、あくまで一時的にしのいでいるものなので、外反母趾をしっかりと治すのであればちゃんと自分がどうして外反母趾になってしまったのか?
ちゃんと見直してそこに対して改善して行けるようにアプローチをしていくことが大切かなと思います。
それでは今回はここまでとなります。
最後までしっかりと読んでいただきありがとうございました!
あなたの身体が健康をいつまでも保てるように願います!
それでは!