足首の動きが悪いと外反母趾になりやすい?

外反母趾
足首の動きが悪いと外反母趾になりやすい?
鏡味 拡樹

ブログ著者:鏡味 拡樹

名古屋で外反母趾専門院を運営。柔道整復師の国家資格やフットケアの専門資格を保持する足の専門家。

 

 

こんにちは!名駅ユニモール14番出口すぐにあります、名古屋フットケア専門院です!

最近、外反母趾の診察時に足首を見ると足首を上に上げる動作が苦手な人をよく見かけます。

そういう方は歩き方に問題があることが多く、足首も同時に痛くなっている場合が多くなります。

この足首の動き。実は外反母趾にも大きく関係していますがどうしてなのか?
今回はそんな足首の動きが悪いと外反母趾になりやすい?についてお話ししていきます。

●1 外反母趾とは?

その前に外反母趾について軽くお話をしていきます。

外反母趾はさまざま年齢層の方がなってしまうものですが、最近はアラサーから60代くらいの女性で悩まれている方が特に目立ちます

特に多い訴えとしては歩く時に痛みが伴うという方が多く、ほとんどの方が大きな原因はなく、日常生活の中に問題がある方が多いと言えます。

●2 足首が緩くなる原因とは?

さて、そんな外反母趾、足首の動きが悪くなることによって加速的に状態が悪化してします女性も多く見えますが、そもそもどうして足首は緩みやすい状態になってしまうのでしょうか?

特に多い理由として今回は2つご紹介します。

1.過去の怪我
よく見かけるのが、左右の足首の動きを比較したときに左右の足首の動き方が違う方。

通常、損傷や状態を測る時にはいい方の足と比較するのですが、明らかに動きが違う場合、捻挫をしてしっかりと対策していなかった場合、もしくは捻挫したかもしれないが、ほかっておけば良くなると放置された結果、動きが悪くなり、知らぬ間に身体に良くない癖がついてしまっている場合などが見受けられます。

2. 靴
これも良く見かけるのですが、靴に問題があって動きが悪くなっている方。
特に高いヒールを履いている方は要注意です。

なぜなら足は、通常カカトが地面についていて、まっすぐ立っている時の角度がフラットの状態なのですが、ヒールを履いていると常に足首が地面の方を向いている状態になってしまいます。

そうなってしまうと常に足首が緩んでいる状態になってしまい、よく捻挫する時の姿勢になってしまうことで足首に負担がかかりやくくなるので要注意です。

これらの理由により足首が緩くなりやすくなってしまいます。
さて、このように足首が緩くなってしまうと何に問題が出てしまうのでしょうか?

●3 足首が緩くなると・・・?

足首が緩くなると足首を上に上げるのが難しくなり、かつ、捻挫もしやすくなってしまうので注意が必要です。

足首が上にあげにくくなってしまうと、歩行時に足首があがりにくくなることにより突っかかりやすくなってしまい、捻る危険性が高まってしまいます。

また、通常、歩行から大きく外れてしまうことにより、アーチを上手く使いながら歩くことが難しくなることから足に負担がかかりやすくなり、外反母趾の進行を進めてしまう可能性が上がってしまうので、早めに状態を整える必要があります。

●4 対策

そんな足首の対策にオススメの方法を2つお話ししていきます。

1.ゴム運動
そこそこ伸縮性のあるゴムを両足首に巻き対抗するような状態を作ります。
その状態から足首を広げることにより足首の筋肉を鍛えることができます。

ゴムがない方は使い終わったストッキングなどで代用することもできるので、やってみてくださいね!

2.カーフレイズ
いわゆる足首を上下させる運動です。
オススメは段差がある場所でつま先を残しカカトの部分を深く落とした状態から上下させることです。

なかなかしんどいので、最初のうちはあまり無理せず行ってみてくださいね!

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●5 まとめ

今回は足首の動きが悪いと外反母趾になりやすい?についてお話ししてきましたがどうだったでしょうか?

足首が緩くなることにより、様々な悪影響が出てしまうので、もし自分の足首が緩い場合は早めに対策して悪くならないようにいい状態を保ってみてくださいね!

それでは今回はここまでになります!ありがとうございましたー^^

この記事を書いた人

鏡味 拡樹

「名古屋外反母趾フットケア専門院」院長|柔道整復師(国家資格)

鏡味 拡樹

フットケアの専門資格であるJapan therapist Diplomaを保持し、運営する外反母趾の専門院は元Jリーグトレーナーや同業者も推薦。
再発防止にも目を向けた、根本からの外反母趾対策を行っている。

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