外反母趾の対策にはどのような方法があるのか?外反母趾対策をご紹介!

外反母趾と靴
外反母趾の対策にはどのような方法があるのか?外反母趾対策をご紹介!
鏡味 拡樹

ブログ著者:鏡味 拡樹

名古屋で外反母趾専門院を運営。柔道整復師の国家資格やフットケアの専門資格を保持する足の専門家。

 

 

3割近くの女性が抱えている、外反母趾の悩み。

親指のつけ根が変形し炎症や痛みをともなう、女性に多い足のトラブルです。

放っておくと変形や痛みがひどくなり、歩くことが苦痛になるなど日常生活に支障をきたす可能性も…。

外反母趾は進行性なので、気づいたら早めに対策を講じて進行を抑えることが大切です。

そこで今回は、外反母趾の対策についてご紹介します。

自分でできる4つのセルフケアから、おすすめの外反母趾専門院まで詳しく解説いたします。

●外反母趾対策その1:靴選びを見直そう

間違った靴選びは、外反母趾の原因のひとつです。

外反母趾になると、親指のつけ根の飛び出したところが痛むので、ついつい柔らかい素材でできた大きめの靴を選んでしまいがちですよね。

しかし、実をいうとこのような靴はNGです。

外反母趾に適した靴とは、次の2つのポイントをクリアしている靴です。

1.足をしっかり支え、安定感がある靴

2.足指を動かせる適度な余裕のある靴

外反母趾対策用の靴を選ぶポイントとしては、かかとがしっかりしたものを選びましょう。

かかとにフィットして、適度な硬さでしっかり足をホールドできる靴が理想です。

また、土踏まずから足の甲のまわりがフィットしていることも大切。

紐靴や甲にマジックテープのついた靴なら、足に合わせて調節できて便利です。

この2ヶ所が大きすぎると、靴の中で足が動いてしまい、爪先が圧迫されたり、歩き辛くなったりします。

爪先は1㎝くらい余裕を持たせるのがベスト

ジャストサイズだと足指がうまく動かせず、正しい歩き方ができません。

また、歩行時に指のつけ根を曲げられるように、その部分のソールが曲がるかどうかもチェックしてくださいね。

●外反母趾対策その2:歩き方を見直そう

外反母趾対策では、歩き方の見直しが必須事項です。

正しい歩き方のポイントは、足指をしっかり使うこと。

外反母趾に悩んでいる方は足指を使わず、足の裏全体を地面につけてペタペタと歩くことが多いのです。

足指を使わずに歩くと指のつけ根にかなりの負担がかかるため、外反母趾など足のトラブルにつながりやすくなります。
正しい歩き方では、スムーズな重心の移動が鍵となります。

まずは姿勢を正すために、壁に後頭部・背中・お尻・かかとをつけて真っ直ぐ立ってみましょう。

その状態から、視線を少し先の方へ向けたまま歩き始めます。

膝を伸ばした状態で一歩を踏み出してかかとから着地し、足の裏、指のつけ根へと重心を移動させます。

そして指の付け根が曲がった状態で、親指をしっかり地面につけて蹴りだしてください。

この一連の重心移動がスムーズにできるようになると、親指のつけ根に衝撃が集中することもなくなり、膝・腰への負担や疲労も軽減します。

正しく歩けているか自信がないときは、家族などに一度見てもらうといいでしょう。

●外反母趾対策その3:セルフケアグッズを使ってみよう

外反母趾のセルフケアグッズを大きく分けると、親指のつけ根の痛みや変形を緩和するタイプと、足アーチを改善するタイプの2種類があります。

■親指のつけ根の痛みや変形を緩和するセルフケアグッズ

曲がった親指を元の位置に戻す、つけ根を保護して歩行時の痛みを軽減するなどの働きをしてくれるのが、このタイプのグッズです。
そのままでは靴にあたって痛くて歩けない場合も、グッズを使うことで痛みが緩和されます。

■足アーチを改善するセルフケアグッズ

外反母趾の原因の一つである、「足アーチの崩れ」を予防・改善してくれるグッズです。
アーチサポート機能がついたサポーター、インソール、靴下などがあります。

足アーチが整うと、歩行時の衝撃をうまく吸収・分散できるようになり、指のつけ根の負担が軽減されます。

ただし、セルフケアグッズはあくまでも一時的な痛みの緩和や、歩行時のサポートなどの役割をはたしているにすぎず、外反母趾の根本的な改善にはなりません

ほかの対策にプラスして、補助的に使うのがおすすめです。

●外反母趾対策その4:足のストレッチを行おう

足指をしっかり動かすためには、弱ってしまった足指を鍛えるストレッチが効果的です。
テレビを観ながらでもできる、簡単な足指ストレッチを2つご紹介しましょう。

■タオルを使った足指ストレッチ

フェイスタオルを床に敷き、端に両足を置いて立つか椅子に座ります。
足そのものは動かさず、足指を使ってタオルを引き寄せます。
できるところまでやったら、またタオルを伸ばして繰り返します。
5分ほどすればOKです。

■足指じゃんけんストレッチ

足を投げ出して床に座る、椅子に座る、仰向けに寝るなどやりやすい体勢をとりましょう。「グー」は5本指をギュッと曲げ、「チョキ」はグーの状態から親指だけ伸ばします。
「パー」は5本の指をできるだけ開きます。
30回繰り返し行います。

●しかし、セルフケアでは限界が…

今回ご紹介した対策は、外反母趾に悩んでいる方にぜひ取り入れていただきたいものばかりです。

正しい歩き方や靴選び、足指ストレッチなどは、外反母趾の予防にも役立つので、まだ発症していない方にもおすすめです。

しかし、これらの対策やセルフケアだけでは限界があるのもたしか。

一口に外反母趾と言っても、骨格や体質、進行度、症状の現れ方は人によって違うため、自分でできる対策だけでは改善が見込めないこともあるのです。

「なかなか痛みがとれない」、「歩きづらくて困る」、「飛び出した部分が目立つ」と悩んでいませんか?

そんなときは、迷わず外反母趾の専門家に相談しましょう。

●セルフケアでなかなか改善されない外反母趾は名古屋外反母趾フットケア専門院まで

名古屋外反母趾フットケア専門院は、手術をしないで外反母趾の回復を目指す専門院です。

当院には、「これまで色々とセルフケアグッズを試してみたけれど改善しなかった…」という方がたくさん来院されています。

外反母趾対策その3でも述べたように、セルフケアグッズだけで外反母趾を改善することはできません。

一時的に痛みを軽減し、外観を変えているだけで、根本的な改善とは程遠いからです。

名古屋外反母趾フットケア専門院の特徴は、外反母趾を根本から改善する「根本療法」であること。

外反母趾は指以外に原因があることが多いので、お一人お一人の正確な原因を突き止め、足や骨盤の骨格調整を行うことで回復へと導きます。

まずはつらい痛みをなくし、足本来の使い方を取り戻しましょう!

「セルフケアだけでは限界を感じている」

「とにかくこの痛みをどうにかしてほしい…」

「病院では満足できなかった」

こんな方は、ぜひ一度名古屋外反母趾フットケア専門院にご相談くださいね。

●まとめ:外反母趾の対策にはどのような方法があるのか?外反母趾対策をご紹介!

外反母趾は放置していると進行していくので、気づいたら放置せずに早めに対策をとりましょう。

自分でできる対策としては、「最適な靴選び」、「正しい歩き方の習得」、「セルフケアグッズの利用」、「足指のストレッチ」の4つがおすすめ!

外反母趾対策の鍵は、足指にあります。

足指をしっかり使って歩けるように最適な靴を選び、日頃からストレッチで足指を鍛えましょう。

1・2・4は外反母趾の予防にもつながるので、ぜひ取り入れたいものです。

また、セルフケアだけではなかなか改善しないと感じたときは、手術なしで外反母趾の回復を図る「名古屋外反母趾フットケア専門院」にお任せください。

つらい痛みや気になる足の変形、靴が履けない悩みなど、どんなことでもお気軽にご相談くださいね。

この記事を書いた人

鏡味 拡樹

「名古屋外反母趾フットケア専門院」院長|柔道整復師(国家資格)

鏡味 拡樹

フットケアの専門資格であるJapan therapist Diplomaを保持し、運営する外反母趾の専門院は元Jリーグトレーナーや同業者も推薦。
再発防止にも目を向けた、根本からの外反母趾対策を行っている。

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